2008年度のヘンケル年次総会での決定をもって、カスパー・ローステッド(Kasper Rorsted)が経営委員会会長に就任いたします。内規による定年に達した、前任者のウルリッヒ・レーナー(Ulrich Lehner)は同日付で会長職を退きます。2000年5月に経営委員会会長に任命されたレーナーは、短期の中断を挟むものの、1981年からヘンケルに奉職してきました。この後もレーナーは、株主委員会のメンバーとしてヘンケルと密接な関係を保つ予定です。
カスパー・ローステッドがヘンケル経営委員会の新会長となります。ヘンケルは、2006年12月に、デンマーク人で46歳のローステッドがウルリッヒ・レーナーの後継者となることを発表しました。早い段階でこのような決定を明らかにしたのは、従業員、お客様、ビジネス・パートナー、ならびに資本市場の参加者の皆様に予定を確実かつ速やかにお知らせするという、ヘンケルの良き慣例を踏襲したいと考えたからでした。ステークホルダーの皆様にとっては、今回の決定は、企業文化、人材管理および持続的な事業発展という領域で健全な状態が維持されることを約束するものとなっています。
株主委員会と監査委員会の両方で会長を務めるアルブレヒト・ヴェステ(Albrecht Woeste)は、「ウルリッヒ・レーナーは、ヘンケルの国際性と収益性を高めるために、自らが率先して活動していました。当社のブランドと技術に改めて着目するという手法によって、彼はヘンケルが継続的な発展を遂げるための道筋を示したのです」と述べ、退任する会長がその長い在任期間中に果たした、際立った功績を讃えました。さらに、ヴェステは次のようにも話しています。「カスパー・ローステッドは、ヘンケルのサクセス・ストーリーに必ずや新たな章を付け加えてくれることでしょう」
2005年4月よりヘンケルに加わったローステッドは、ヘンケルの歴史で初めてドイツ語圏以外の国の出身者の会長となります。また、ローステッドは、新たに設立された経営委員会の初代会長にも就任いたします。本日の年次総会をもってHenkel Management AGが新たに創設され、同社はHenkel KGaA唯一の自己出資パートナーとして、Henkel KGaAの傘下に加わることになります。今後、Henkel KGaAは、Henkel AG & Co. KGaAという名称で活動します。Henkel Management AGの経営委員会は、旧KGaA経営委員会と同じ役員構成 – ただし、会長にはレーナー博士に代わってカスパー・ローステッドが就任 – となります。ウルリッヒ・レーナーは、250人のゲストを招いて本日開催される式典において、公式に職務の引継ぎを行ないます。
「これからの仕事に取り組むのをとても楽しみにしています。ヘンケルは国際的に成功している企業であり、広く浸透している、強固なブランドを持っています」とローステッドは話しています。「ヘンケルをさらに前進させ、さらに成功させるのが自分の役目だと思っています。そのためには、多様かつ多彩な我が社の強みを、継続的に、ぶれることなく補強してゆかなければなりません。2008年の最大の課題の1つは、ナショナルスターチ(National Starch)から買収した接着剤および電子材料事業の統合です」
カスパー・ローステッドは、これまでにも確固たる実績を築いており、デジタル(Digital)、オラクル(Oracle)、コンパック(Compaq) およびヒューレット・パッカード(Hewlett Packard)といった企業の国際経営部門で上級職を務めてきました。ヘンケル社の経営委員会に加わる前には、ヒューレット・パッカードの上級副社長兼ゼネラルマネジャーとして、4万人以上の従業員とおよそ200億ユーロの年間売上高を誇る、ヨーロッパ/中東/アフリカ地域の経営責任者を務めていました。2005年4月にヘンケル経営委員会に加わった際には、人事、購買、ITおよびインフラストラクチャーサービス担当となりました。2007年1月、ローステッドは経営委員会副会長に任命されました。
ローステッドはデンマーク語だけでなく、英語、ドイツ語、スウェーデン語に堪能です。既婚で、4人の子供がいます。