ドイツ化学メーカー、ヘンケルの日本法人ヘンケルジャパン株式会社(本社:東京都品川区 社長:ピーター・マシオン)と、本田技術研究所(本社:埼玉県和光市 社長:加藤正彰)4輪開発センターは、パワートレインからの未燃焼燃料ガスの外部への排出を大幅に削減し、環境負荷を低減するパワートレイン用シール材「5810H」を開発しました。
当製品は2007年12月21日から本田技研工業株式会社が販売を開始した新型「インスパイア」に搭載される「V6 3.5L i-VTECエンジン(※1)」のインテークマニフォールド(※2)のシール部分に採用されています。
インテークマニフォールドの合わせ面に従来使用されているシリコーン系シール材は、燃料ガス透過量が大きいことが解っており、環境に配慮した高性能パワートレインの開発を進める中で、本田技術研究所とヘンケルジャパンは、従来製品に比べ燃料ガスの透過量をより削減するシール材の研究開発を進めてきました。
その結果、変成ポリアクリルを主成分とすることで、従来製品に対し燃料ガス透過量を大幅に削減可能なシール材を開発しました。
当製品をインテークマニフォールドの合わせ面にシール材として適用することで、インテークマニフォールド内部から排出される燃料ガス量を90%削減することができました。
当社は、今後一層、環境対応が求められる自動車業界に対し、環境に配慮した高性能・高付加価値製品の開発を進めてまいります。